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故人をシノブ、過去をシノブ、人目をシノブ、此の世をシノブ、私をシノブ・・・つまり過去ログ。 当ブログはフリーズしています、いつか鳩を飛ばしたくなったら、 また再開するかもしれません。
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たった今の 思い出はいつ思い出すだろう
いつ思い出になるだろう
明日はもう 今日が思い出なのだろうか

何かいつもが思い出にはならないのだとしたら
すべて忘れてみたい
すべて忘れたことが私の思い出になるだろうか
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ざさざさと降りつづけた雨のニオイ

太陽は知っているだろうか

アスファルトから立ち上る むせ返る 雨のニオイ

風に巻き上がり 運良く上昇気流にのって

届くよう もう少し待ってみよう

香しき肌から零れ落ちた
全ての欠片を踏み躙りそれは
犠牲だと偽り その上に立っている


あいってあなたのためではないの
いまっていつでもおとずれるものなの


ね いたかったっていってもそれはみえないでしょ
ながれているのはまっかなちではないでしょ
だれがわかるっていうの だれがわかるっていうの


蒼い海が見える丘で
正面よりも右寄りの風を受けながら
無表情極まりない瞳は訴える


こいってたくさんおちているものなの
かこってすぐにでもすてられるものなの


ね きのうはもういまではないでしょ
ここにいるってことだれでもしってるでしょ
むだなことってあるわけない むだなことってあるわけない


真剣になればなるほどの代償
押し潰されて 再び零れる欠片は
新しすぎて地面に馴染まない


懸命に踏みつけて 踏みつけて
他の沢山と見分けが付くあいだ
朝も昼も誤魔化そうと踏みつけて


何かが歪んで額から汗が流れて
零れ落ちて欠片が増えて それでも


(何も変わらない姿のままのあたしが時間の上に立ってる)

「オーブ」



まるで 頭蓋の中が水晶の美しい球のように
占い師が見た夢を告げるが如く つぶやいている


映るものは幻と 予知めいた戯れ言
気まぐれに想い出す 遠い過去さえも
水晶が映しだす 夢見の欠片にすぎない


「彼女」は何処へ行ったのだろう


些細なことから「彼女」の証までも
美しい球に閉じこめて 一体
「彼女」は何処へ行ってしまったのか


空を切る 視線の先に視ている時は果たして
「彼女」の時となるのだろうか


壊さなければ
真実を映さない水晶の球を


壊さなければ
天使にさえとどかない短い翼を


恨まれるだろうか 「彼女」を愛している人達に
感謝されるだろうか 彼女を疎ましく思う人達に


誰も手を下すことが出来ないのなら 僕が!


今見つからない君の 真実を見届けるために
今ここにいる君が 誰なのかを知るために
壊さなければ、僕が。


そして 粉々に砕け散ったひとつひとつを
君が君であった破片を 指に刺しながらも
残らず全て拾い集めて
「彼女」が大切にしていた 
パンドラという名の宝箱へと詰め込もう


再び箱を開いて
彼女がそれを ひとつひとつ身に着けて
君へと還るように

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